2020年 集団覚醒の時 spiritual-lightさん翻訳
spiritual-lightさんが海外の記事を翻訳してくれたのでシェアします。 2020年 集団覚醒の時
原文
私たちの周辺において、あらゆる物事が変化しつつあります。これらの変化は覚醒を加速化し、意識を進化させようとしています。しかし、この変化に伴って感情の起伏の昂(たか)まりも到来しています。
ここ数週間、あなた自身この感情の起伏の昂まりを感じているかもしれません。ある日には平安を感じ自身の意識の覚醒と進歩を楽しんでいるかもしれません。しかし、他の日には自身が心配や怒りや恐れや不満に囚われてしまっているのに気づくかもしれません。
私たちが世界中で今感じているこの一連の感情の起伏を一言で定義出来るでしょうか?
まず私に思い浮かんだのは不安という言葉でした。しかし、不安という言葉で結論付けることが出来ない何かもありました。
この不安はさらに深層にある何かの副産物なのかもしれません。私は、私たちが感じているこの不安というのは実のところある種の深い悲しみ(訳注1)であると述べているこの記事(訳注2)に出会いました。(訳注1:原文ではgriefであり、著者はこの後出てくるsadnessと区別して用いているので、“深い悲しみ“と訳して“悲しみ“=sadnessと区別しました。恐らくは、著者の言うgriefはブッダの言う苦/ドゥッカと同じものだと思います。通常の人間は悲しみ/sadnessを感じるとそこから逃れようとジタバタしてしまうのです。そこから逃れようと娯楽やヒーリンググッズや偽瞑想や偽のポジティブな情報に没頭し、束の間の平安や喜びを得るのですが、このようなものはすぐに減衰していくので、平安や喜びが消えていく過程で再び悲しみ/sadnessを感じ、そこから逃れようと永遠にもがき続けるのです。この永遠なる悲劇のシーソーゲームが著者の言う深い悲しみ/grief、ブッダの言う苦/ドゥッカの正体です。これから脱するには、このような心の現象のありのままを広い視点で総合的に捉え、心のシーソーの支点を見出し、そこに留まれば良いのです。)(訳注2:以下のリンクが著者の言う記事です。後日翻訳する予定です。)
https://hbr.org/2020/03/that-discomfort-youre-feeling-is-grief
正直に申し上げますが、私は最初、この考えを軽んじていました。私は深い悲しみを知っている。そう、深い悲しみなんて知っていると。2017年に起こった私の妹の死以来、私がこの深い悲しみに深く囚われていました。
私たちが今感じているものは深い悲しみとは関係ないと思っているかもしれませんが、長いこと妹の死という深い悲しみと共にいて、私はこの記事のことを本当かもしれないと思ったのです。
私たちは未だかつてなかった時を共に過ごしています。私たちは皆、不安を経験しています。そして、この不安というものは集団的な深い悲しみの感情によってもたらされたものなのではないでしょうか?
深い悲しみは広範囲におよび定義が難しいものです。しかし、私自身の経験からすると、毎日深い悲しみの程度が異なっています。ある時には気分良くても、別の時に深い悲しみの感情の波に溺れそうになっているのです。
ほとんどの人は深い悲しみを愛する人の喪失を関連付けます。これは今の私たちには真実なのですが、深い悲しみは他の喪失によってももたらされるものなのです。 生き方を見失ってしまったり、失職したり、日常的なルーチンが狂わせられたり、安定した収入が失われたり、人間関係が壊れてしまったりといったことが起きると、これらは深い悲しみをもたらすことになるのです。
個人的には、愛する人を失うことと仕事を失うことを比較出来ないと考えています。しかし、それぞれが独自のやり方で私たちに心痛をもたらすということでもないのです。
私たちは皆、かつての人生を悲しんでいます。最早戻っては来ない過去の人生と向き合い悪戦苦闘しているのです。
私たちは皆、頼りにならないボートに一緒に乗り込み、我が同胞たちの集合的バイブレーションを一緒に感じているのです。
深い悲しみは、いかなるものであれ、経験するには心痛の大きい虚しさを作り出します。それは不安、心配、悲しみ、喪失感、怒りなどの感情への扉を開くのです。
全ての事象に言えることですが、私たちが今感じている状態や直面しているものは一時的なものなのです。最終的には、ヒーリング、受容、偉大なる愛がやって来ます。
私たちが直面するあらゆる辛い局面は、自身のありのままの真実の中の新しい断片を解き放つことになるのです。このような局面は、私たちに自身のソウル、人生の目的、そして、私たちがこの惑星にやって来た理由の未だ知らなかった部分へのアクセスをもたらすのです。
私たちは絶えず経験して来た自身の人生の歴史と世界の歴史を振り返るべきなのです。このようにして、私たちはいつも解決策を見出して来たのです。私はあなたに何を感じるべきかをお話しするつもりはありません。もし深い悲しみという言葉が心に響かないのであれば、どうぞそれを捨て去ってください。
しかし、自分の感情の状態に気づいていると、自信をもって快適に様々な感情を旅することが出来るようになります。感情の波の溺れてしまう代わりに、あなたは感情の波の満ち引きを乗りこなすようになるのです。もし感情を正しく感じるならば、あなたが被った喪失を悲しむことを恐れることなどないのです。
形成されつつある新しい現実においては最早存在しないであろう物事を手放すためのスペースを空け始めることを恐れないでください。新しい現実へと乗り出すにあたって、あなたの同僚から孤立することを恐れないでください。
スピリチュアルな覚醒への道程 ソウルが生み出す感情に晒される時はいつでも、覚醒への扉が開かれるのです。
多くの人々にとって、全ての活動を止めて自分の感情と静かに向き合うことは初めての体験でしょう。多くの人々にとって、死について考えたり、自分の人生を疑問に思ってみたり、人類の繋がりの重要性を認識したりすることは初めての体験でしょう。
こうした時は覚醒の瞬間となるのです。そして、覚醒を経験した人は誰でも、その経験は太陽の明るい輝きでも虹でもないことを知るのです。それは苦痛に満ちたものなのです。なぜなら、それはあなたを新たな真実を発見する深層へと引き戻すからです。
この新しい真実が発見されるならば、その後変化が訪れることになるのです。新しいやり方が生まれなければならないのです。最早後戻りして眠りにつくことは出来ないのです。
私自身が深い悲しみと覚醒の旅で知ったことは、これらの旅を進めるために一人でたくさんの時間を要する必要があったということでした。たくさんの自己愛、自己へのケアと共感が必要でした。自宅でくつろいでいる時にこのことを最も実行することが出来ました。
この旅の期間中に皆が家にいられるわけではないことは理解しています。しかし、そういう方々であっても、このようなスピリチュアルな経験をしたいのであれば、時間を賢く使ってください。
感情がどのようにあなたの前に現れようとも、あなた自身の感情を処理するためにこの旅の期間を用いてください。この旅の期間をあなた自身を直接的にそして深く理解するために用いてください。この旅の期間をあなたの価値観にあなたの人生を合わせるように用いてください。
この旅の期間をあなたが失ったことを反映させるだけでなく、あなたが得たものを反映させるためにも用いてください。
人生は決して同じことの繰り返しにはならず、絶えず変化して以前より良くなっていくものであることに気づいてください。
全ての人々にとってより良い世の中になるように視点を保ってください。以前より世の中がより美しく、より人々が繋がり合い、より繁栄し、よりバランスが取れたものになるよう、視点を保ってください。
あなたの導きを助ける秘訣
1) 自分自身の心の中の独り言を観察する
私たちが恐れや心配を抱いている時、私たちの思考は混乱してしまうものです。私たちはあらゆる最悪のシナリオを考え始めます。悪いことや酷いことが起こるだろうと取り越し苦労を繰り返してしまうのです。こういう場合は、あなたがどのように感じているかに気づくことやあなた自身の心の中の独り言を観察することが重要です。起こってもいない将来の心配に囚われてしまっていることに気づけば、あなたは自分自身を今ここにある現実への気づきに引き戻すことになるのです。今ここにある現実に注意を向けてください。あなた自身の気を鎮める努力をしてください。あなた自身の気を落ち着かせるような言葉を自分に語りかけてみてください。あるいは、自身の思考を感謝に切り替えてください。
2) 視覚化
もしあなたが自分自身やあなたが愛する人の健康を案じているのなら、シンプルな視覚化を行なってください。目を閉じてあなたの身体やあなたの愛する人の身体が完全な健康状態にあることを視覚化してください。あなた自身やあなたの愛する人の身体の周囲を白い光が護っている様子を視覚化してください。この白い光がいつも存在していて常にあなた自身やあなたの愛する人を護っていると常に意識するようにしてください。
3) メディアへの接触を限定する
情報に接するのは大切なことではありますが、私たちの脳やハートはそう多くの情報を処理できないのです。あなたが消化する情報内容のタイプを絞り込んでください。恐れに注意を向けるのではなく良いことに注意を向けるようにしてください(訳注3)。人類は信じられないくらい強靭で、この世界では今、とても多くの良いことがなされているのです。そういったものを見るようにしてください。そうすれば、そういうものを発見できるようになるでしょう。(訳注3:本来ならば、良いことも悪いこともありのままに観察することが偽情報に振り回されずに済む秘訣なのですが、このように全てをありのままに観察するには、人間の脳やハートの能力が十分に発揮出来ていない現実があります。このような状況では、次善の策として良いことのみに集中するしかないのは致し方ないところです。しかし、ブッダの四念処経に書かれた瞑想やアルクトゥルス人の推奨する瞑想(トム・ケニオン著「アルクトゥルス人より地球人へ」所収)は、脳やハートの処理能力を拡張する働きがあり、これらをコツコツと実践すれば、やがてあらゆる事象をありのままに観察する能力が備わって来ます。)
4) マントラを唱える
深い悲しみに沈んでいる時に唱える私が好きなマントラを以下に列挙します。• これも過ぎ去ります。• 今日、私は平安を感じることを選択します。• 私は強く健康です。• 私は私の人生において開示されたことを信頼します。• 全てはうまくいっています。• 私は健全な放射を放っています。• 私の行く末に何が起ころうとも、それを処理するだけの強さを私は備えています。
あなたの心の中でマントラを10〜15分間の瞑想の中で唱えてください。あるいは、一日100回マントラを唱えてください。あるいは、あなたがこのマントラの効果を感じるまで唱えてください。
5) あなたのバイブレーションを上げる
深い悲しみに沈んでいる時には、あなたに拡張をもたらすものに、あなたに喜びや明るさやエネルギーをもたらすものに注意を向けてください。感謝のうちに時を過ごしてください。あなたの呼吸を数えながら時を過ごしてください。他の人々に奉仕する方法を見出すために時を過ごしてください。あなたの目の前に現れた状況に対してどのように最善を尽くすかに注意を向けて時を過ごしてください。あなたが強いということに意を用いてください。あなたのソウルにはプランがあることに意を用いてください。
翻訳:spiritual-light
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