ホームページ『超人類と超古代 新人類と未来』の復刻2 宗教、宗教のこの先
宗教
現存の宗教は、人類の未熟さを証明する以外の何者でも有りません。
神とは生きとし生けるものの深層精神なのです。
いわば、生命の根本が神なのです。
分かりやすく説明しますと、神とは栗や海栗の中心部であり生命はその先端部なのです。
常識を覆すかもしれませんが、生命の根本が神なのです。
我々の定義する神とは、旧人類の定義する汎神論や一神論とも異なります。
汎神論の説くように一切万有が神との事でも、一神論の説くように唯一の神でもありません。
真実はこれらと近いようで、全く違うのです。
貴方の想像される一般的な宗教は人類の進化を拒んでいます。
これは忌々しき問題でしょう。
我々は現代の旧人類の宗教には賛同出来ません。
現代宗教に蔓延るものは私利私欲だけです。
しかし本来、全ての宗教は同じ根源なのです。
全ての宗教は1つなのです。
そして、全ての生命は1つなのです。
人類及び生命は等しく平等であり、深部では1つなのです。
その深部が人類の捉える神なのです。
旧人類の表現として言葉を作ると、『万有根源一神論』とでも言いましょうか。
各々が自分なりの解釈を止め、最初に他人のその発言の意図や原因を
理解できなくても理解しようとする意思が大切なのです。
全体としては人類の指針を知り、個人としては他人の違いを知り、
その違いを愛するようになれば宗教は自ずと必要がなくなる事でしょう。
宗教のこの先
我々は再三、宗教からの解放を訴えていますが、
だからといい旧人類が生んだ社会主義や共産主義のように
宗教を破壊し撲滅せしめる行為とは根本的に違います。
極古代(超人類の言う祖星時代の太古)において
我々の宗教は科学と融合し宗教としての役割を終え、全く別の存在に昇華しました。
人生に無駄がないように、人類の歴史にも無駄はありません。
全ては過去の積み重ねの結果なのです。
だから過去を無碍にする人は、未来をも無碍にします。
歴史を蔑ろにするものは、歴史に蔑ろにされます。
現在の宗教の殆どは、確かに金と権力と欲望に染まっています。
そして、現在も影響力のある古くからの宗教は、それらを利用して大きくなりました。
とは言えど、宗教を巨大な悪と定義し、糾弾する行為は
果たして正義なのでしょうか?それは全く違います。
この世界の完全なる悪が“無”だけとの事実からも分かるように、宗教は悪ではありません。
むしろ、既存の宗教が如何に権力や金や欲望に利用されたとしても、
信者の中には、純粋な心を持っているが故に信じているとの事実あります。
そして、虚栄のためとはいえ、多くの貴重な文化芸術を保護してきました。
日本は世界屈指の先進国ですが、神道は世界屈指の原始宗教でもあります。
そして、これらが共存しあう世界は日本が最高峰といえるでしょう。
日本人はこのように既存の宗教を破壊せず、巧みに後世に残してきました。
我々の過去の宗教も神道に近い多神教でした。
神道には八百万の神々が存在します。
既存の多くの宗教は、多神教でも一神教でもない
万有根源一神論の元に一つに纏まり、宗教の枠組みを超える時に来ているのです。
宗教弾圧等の性急な革新は多くの弊害を生みます。
緩やかながらも万有根源一神論を世界に浸透させ、
宗教を一つにまとめることの方が、人類にとってより多くの幸を生み出します。
その時になってやっと、宗教は宗教でなくなるのです。
最近のコメント